睡眠と健康の関係とは?

厚生労働省は今年度健康づくりのための睡眠について、睡眠12か条というものを発表しました。生活習慣から病気や健康を考えた時に、こころがまんまるで居られるためには睡眠が重要だと言われています。

【睡眠12か条】

  • いい睡眠でからだもこころも健康に
  • 適度な運動、しっかり朝食を摂り、ねむりとめざめにメリハリを
  • 良い睡眠は生活習慣病の予防につながる
  • 睡眠による休養感はこころの健康に重要な存在
  • 年齢や季節に応じてひるまの眠気が起きない程度に睡眠を
  • 若い世代は夜更かしを避けて体内時計のリズムを保とう
  • 勤労世代は疲労回復や効率アップにつながるよう毎日十分な睡眠を
  • 熟年世代はメリハリをつけて、ひるまに適度な運動で良い睡眠を
  • 眠くなってからベッドに入って、起きる時間は遅らせない
  • いつもと違う睡眠は注意が必要
  • 眠れない、そんな悩みはかかえずに専門家に相談

睡眠と健康

健康にとって睡眠は最も大切なこと

人間だけじゃなくて、すべての生き物は眠らないと生きていけません。寝る時間は違えど眠らないと脳や体に支障をきたし、時にはこころにまで影響することも。子供のころから寝るのは当たり前だと私たち人間は習慣づいていますけどそれも大人になるにつれて、睡眠がどんどんおろそかになります。

子供には「早く寝ろ」「21時までに布団に入るように」なんて言っている親も、寝る時間は遅く寝るということに興味関心を持っていない。ただ「眠たいから寝る」だけ。睡眠って健康を保つために、大切な存在だって理解していないのは私たち大人だけです。

明日も元気に過ごそう!健康で居られるように!と考え眠る人は少ないのではないでしょうか?「あ~もうこんな時間か。寝なきゃ明日仕事ができないな」なんて、眠るのが億劫になっていませんか?

睡眠をおろそかにすることは、自ら健康な道を歩まないということ。そんなに病院へ行きたければ勝手に睡眠をへずってたら良いと思いますが、健康でイキイキとした生活を送りたいなら、今一度睡眠について考えてみるべきなんじゃないでしょうか?

睡眠をおろそかにしてるなんてことない!

そう言い切れますか?日本国民は約20%以上の方が睡眠になんらかの障害を抱えています。医療機関に通われている方も多いでしょう。それくらい、「眠る」ことに悩みを抱えている人が多いんですよ。

逆にいえば、80%の人は睡眠をしっかりとっているのか?と聞けばそうじゃないと答える人が多いでしょう。今睡眠に支障をきたしていない人でも、「予備軍」であることには変わりないのです。

まずは自分の1日のサイクルを考えてみて下さい。どういったサイクルで過ごしているでしょうか。短時間眠るだけでも平気な人もいれば、大人になっても10時間眠らないと疲れが取れない人だっています。睡眠から得られる回復量って人によって違うんですよ。

例えば同じ職場で働いている30代の男性が二人いたとしましょう。1人は毎日3時間の睡眠でばっちり疲れが取れてイキイキしている。もう1人は8時間寝なければ元気が出ない。3時間の睡眠でばっちり足りる男性は仕事に支障をきたすこともなく、悠々と残業が出来る。でも、8時間寝ないと元気が出ない男性は、残業なんてしていたら身が持ちません。

どちらが得か?と聞けば、短時間睡眠の方が得です。でも、障害を抱えやすいのは短時間睡眠の人であって、万が一睡眠の質が悪くなったり睡眠時間が極度に短くなってしまうとたった3時間眠るだけで回復できる人でも、病気になってしまう可能性はあります。

平均的な時間寝て、平均的な睡眠で回復できる人は恵まれている。生活サイクルが、他の人と同じということですから。短時間睡眠の人にだって人とは違った悩みがある。どちらが良いとは決して言えません。

眠れないほどつらいことはない

ベッドに入っても眠れない、寝付けない。そんなご経験はありませんか?眠れないほどつらいことはありませんよ。休みたいのに、休めない状態で素から。

長距離を走っていて、座りたいのに走らなければいけない時。とってもつらいですよね。それと同じです。横になっているのに、眠れない。これ以上に辛いことはないでしょう。

何か気になることがあるだとか、睡眠に障害を抱えているだとか。理由は人それぞれですが、他人がまず理解してくれないという状況が一番苦しい。眠りたいのに眠れずぐずぐず言う赤ちゃんに誰も、「寝たければ勝手に寝ればいいのに!」なんて厳しい言葉を浴びせる人はいないでしょう?

眠れないものは仕方がない。それはもう、自分で解消するしかないんですよ大人なんだから。誰かが寄り添ってくれていたり、トントンされないと眠れませんか?それよりも、自分で脱不眠策を見つけて対処してみましょうよ。

眠れるように努力する方法はたくさんある

【しっかり睡眠がとれる状況を作る】

寝つきが悪い人は、布団を変えてみたり寝つきが良くなるようハーブティやサプリメントを飲むなんて方法もありますし、音楽を流すだとか様々な方法があります。

【どうしても眠れなければ医者に相談】

睡眠外来というものもあるように、睡眠障害を抱えた人のための専門機関はたくさんあります。わからないことは専門の人に相談すれば良いんです。

【サポートするための物は揃っている】

お金があればなんでも出来るといいますが、人はお金じゃ買えませんね。トントンしてくれる相手はお金で買えるわけがないので、じゃあ睡眠をサポートしてくれる物を、お金で買いましょうよ。

睡眠が良くなかったらどうなるの?

集中力が低下して、イライラして日中の仕事に支障をきたしてしまうことも。学生の場合は勉強がはかどらなくなり、受験前に徹夜をすると受験当日に頭が働かなくなり合格率が低くなるという統計も出ています。

また、食欲が激減して病的に痩せてしまいます。げっそりして目の下にクマができ、体調不良を引き起こします。そこからやる気が全く起きなくなり、無気力から精神的にも追い詰められなんらかの病気まで発展してしまうことも。

睡眠が悪いと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなります。血圧が上がる可能性もあります。また、糖尿病患者は睡眠不足が原因でもあるので、睡眠が悪いと血糖値が大幅にあがり、糖尿病を引き起こす可能性も。夜更かしは万病のもと。出来るだけ良い睡眠を取りたいですね。