睡眠と健康に必須の『必要睡眠量』とは?どうやって測る?

必要睡眠量とはその名の通り、健康的な生活を維持するにあたって欠かすことが出来ない睡眠のこと。「譲れない睡眠」とでも言いましょうか。必要睡眠量だけしっかり質の良い睡眠を取れている方は、トラブルや病気に合うこともなく健康で長生きすると言われています。

最適な睡眠時間は人によって違います。個人差が大きいため、日本人の平均睡眠量である「約7時間半」という数字も一概に正しいとはいえません。9時間必要な人もいれば3時間で事足りる人もいるわけですから、自分の必要睡眠量は一度測ってみたいですよね。

必要睡眠量はどう測れるのか?

結論からいえば「必要睡眠量を正確に簡単に測る技術はありません」本人が自分で睡眠時間を記録してデータを作り割り出そうとしても、正しい数値を出すことはできないのです。

普段の生活では、社会的ニーズに合わせて睡眠時間を変動させている方が多いでしょう。例えば「夜勤」「残業」「育児」など。眠りたくても眠れない状況など多々ありますから、一概に在宅で記録したデータから割り出すことは不可能なのです。

人には睡眠パターンというものがあります。何時間眠れが自然と目が覚めるのか?というと、質の良い睡眠を取っていない人はいくら寝ても自然とすっきり目が覚めることはないのです。人は、「起きよう」と思って目を覚ましますから。質の良い睡眠を取りそれを習慣づけている方なら、必要睡眠量を自宅で計測しやすいといえます。

必要睡眠量は満足できる睡眠時間ではない

必要睡眠量を正確に割り出すには、「雑音や外部要因をすべて排除し、十分に眠れて自然と目が覚めるまでの経過を観察」する必要があります。簡単に言えば、携帯電話やカーテンから漏れる光、子供やペット、乾燥や寒さなどすべての「不必要な要因」をはぶいた状態で何日も生活をしてデータを作ることで割り出せるというわけです。

これを踏まえると、結果的には必要睡眠量は満足できる睡眠時間とは異なることがわかります。だって、どんな雑音や外的要因が合っても沢山ね蒸れたら「よく寝れた」と人は思ってしましますから。それほど、私たちは普段から雑音と外的要因の中で生活し、睡眠をとっているのです。

もし自宅で必要睡眠量を測りたいのなら

1.すべての雑音を消しましょう
テレビや携帯電話、外から聞こえる鳥のさえずり、車の音、インターフォン、話し声、冷蔵庫などの機械の音。すべて排除してください。

2.すべての光を取り除こう
真っ暗にする必要はありませんが、ある程度カーテンから差し込む光や「まぶしい」と感じる光はシャットアウトします。

3.乾燥しないように部屋では加湿を
加湿器の音も雑音となるので、静かで乾燥対策ができる加湿器が必要

4.人間のサイクルとして正しい睡眠を
まず、いつも寝る時間が違うとしても22時に就寝してみて、「自分がどれだけ眠れば自然と目が覚めるのか?」をみていきます。

この際、トイレに行きたくならないように水分は少しだけ取り、トイレへ行っておくことが大切。

簡単に流れをご説明しましたが、これを実践できる方には拍手を送りますよ。それくらい、「普段の雑音を省く」「邪魔をなくす」ことはできません。

結局は正しく計測することは不可能

今回ご紹介したように、必要睡眠量は個人差が大きく、どのように計測できるのか明らかにされていません。これまでの研究から「個人差が大きい」という点のみ把握されていますから、私なら寝過ぎだと思った時でも「あんた、寝過ぎだよ」なんてことは言いません。

だって、私は3時間睡眠で足りる人間だとしてもその人は10時間寝ないといけない人なのかもしれないじゃないですか。その人の必要睡眠を妨げることによって、日中の活動にまで支障が及ぶようなら文句は言わない方が良いですよね。

ある程度は、「自分はこれくらい寝たら疲れが取れるよ」という感覚で把握できるところもあります。もし、「寝過ぎ!」「不眠!」と討論になったときや悩んでいるときなど、自分で必要睡眠量が計測できるかチャレンジしてみて下さいね。