「眠くなる」「眠たくなる」のには2つの理由があった

そもそも人ってどうして眠くなるのか?考えてみたことはありますか?「眠くなる」「眠たくなる」のは実は、2つの原因があったんですよ。

今までどうして眠くなるのか深く考えたことがなかったという方は、この機会に考えてみて下さい。眠たくなる理由を知ることで、睡眠不足や日中の眠気を対処できるかもしれませんよ。

眠くなる理由とは

結論からいえば、「疲れたから眠くなった」場合と「夜になったから眠くなった」という理由が考えられます。今回はこの2つの理由を紐解いていきましょうか。

疲れたから眠い⇒恒常性維持機能
睡眠中枢や睡眠物質が関係している

夜になったから眠い⇒体内時計機能
昼と夜の区別がついており、メラトニンが関係している

まず、恒常性維持機能と言うのは、「生き物が生命維持を図るために体の一部分を一定の状態で保とうとする働き」です。よくダイエットをしていると停滞期があったりしませんか?ダイエットの場合、ホメオスタシスとう機能が働き、3日以上ダイエットを続けても「体がこれ以上痩せたら生命維持機能の危機だ!」なんて勘違いして痩せるのをとめてしまう機能のことです。

体が勝手に行うことですから、どうしようもありません。簡単にいえば「脳が疲れたから休めようとしている」「体に疲れがたまっているから休ませようとしている」んです。

疲れがたまってくると次第に潜在意識の状態で「睡眠を促す物質」が溜まっていきます。その物質が睡眠中枢に働きかけ、眠くなるというわけです。

体内時計機能は、「疲れには関係なく一定の時間がたつと眠たくなる働き」です。一定時間があくとお腹がすくように、時間によって眠たさを呼び起こす場合もあるのです。

この場合は、脳の奥深くにある視交叉上核という部位が大きく関係しています。視交叉上核からの指示によって、睡眠を促す物質であるメラトニンが夕方からよるにかけて大量に分泌され、「夜になると眠くなる」というシステムが生まれます。

眠たくなったら寝ればいい

この世の中、そう単純にはいきませんよね。眠たくても眠ることができない。それが現代人の多くの悩みです。基本的には体の維持機能から体内時計の機能が理由なので「眠たくなったら寝る」が基本なんです。

というかむしろ、眠たくなったら寝ないと体もやってられません。メラトニン物質を抑えたり、生命維持機能を脅かすようなことをしてはダメということ。

それでも眠ることができないのなら、翌日まで「メラトニンを残さない」「疲れを溜めておかない」ように、眠る必要があります。

疲れを1回の眠りですべて取ると日中に「眠たくなる」とうことは少なくなります。だって、疲れは午前中だけですぐに溜まるはずもありませんし、メラトニン物質は夕方から分泌されてきますから、何もしない限りは良い睡眠がとれるんですよ。それが、疲れを溜めておくから睡眠不足という状態が続くのです。

眠たくなってしまうのなら、まずは「睡眠の質を改善して疲れを溜めておかないように」しましょう。私のおすすめの対処法は、睡眠サプリや安眠サプリメントを使った方法。「眠くなるから」と言って夜に睡眠導入剤などの薬を使たくない人にはおすすめですし、まず質の良い睡眠を取ればこの眠くなる理由の2つも勝手に発動することはありませんよ。