睡眠中の子供・幼児のいびきについて

お子様が眠っているときに、家事など残っている作業をされる方が多いでしょう。そんな中で「子供のいびき」が気になったことはありませんか?

子供は寝ている間に「寝言」や「寝相が悪い」なんてことはよくありますが、いびきをかいている子って実は多いんです。そこで今回は、睡眠中の子供のいびきについてご紹介します。

こんな子供のいびきには要注意!

子供がもしいびきをかいていたら、パジャマを開いて見て胸の動きを観察してみましょう。例えば、いびきとあわせて胸がへこんでいる様子があれば注意が必要です。

子供のイビキの原因は「へんとう肥大」によるものが多く主に「口蓋へんとう肥大」や「扁桃肥大症」などと言われています。口を開けると、のどちんこの後ろのほうに大きい膜のようなものがみえませんか?それが、へんとう肥大です。

口からは見えませんが、実は更に喉の奥の方にはアデノイドと言われる別の種類のへんとうがあります。アデノイドではないへんとうがある程度大きくなってしまうと、鼻づまりが起こります。

眠っているときは、基本的に鼻呼吸です。そこで鼻で呼吸できないからこそ「いびき」となって表れるのです。

時に無呼吸になった状態が続くようであれば確実に原因は「へんとう肥大」だといえるでしょう。また、風邪などによるいびきは短期間ですし問題ありません。

数か月以上いびきが続くようなら注意が必要。毎晩胸がへこむほど苦しいイビキをかいているのなら、すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

※胸の中央部分がへこむ
※胸の中央部分が出る
※いびきや無呼吸、口呼吸などがある

この3つの症状が3か月以上続けば明らかに異常な状態だと判断して下さい。

いびきのせいで生活リズムが崩れることも

いびきがひどかったり、長い間続いていると生活リズムが崩れることもあります。例えば、「目覚めが悪い」「起こした時に機嫌が悪い」「昼寝の時間が長い」「眠る時刻が遅い」「夜中に何度も目を覚ます」など。

こういった生活習慣を続けているといびきがない子でもいびきをかくようになってしまいます。

また、性格としては「落ち着きがない」「イライラしやすい」などの症状として現れるので、こういった症状がみられたら夜中のいびきを疑ってみましょう。

子供のいびきを治す方法

いびきをかいているときは「鼻をつまめば良い」なんてことも言われていますが、夜中に何度も起きてやるのは大変だと思うので、この際「へんとう肥大」を改善していびきを対処するしかありません。

へんとうは、1歳過ぎから発達して大きくなっていきます。口蓋へんとうは、5歳程度で最大の大きさまで膨らみ、就学と同時に小さくなっていきます。

《いびきを治すことによって》

  • 夜にトイレにいきたくなることがなくなる
  • 精神面で落ち着く
  • 早い時間に眠るようになる
  • 昼寝をせずとも元気に活動できる
  • 早い時間に自然と起床すことが出来る

といったように、イビキを改善することによって学業や成績の向上、精神面での落ち着きなどのメリットが生まれます。

手術で鼻から軌道を広げたり、無呼吸を改善するCPAP治療などがありますが、ひどい状態でなければ年齢と共に自然と改善されていきます。

また、たまにいびきをかく程度ならその日は「疲れているんだな」と考え、ゆっくりさせてあげるだけでもいびきが改善できますよ。